◆端午の節句、関東地方で食べられる「柏餅 (かしわもち)」は江戸時代に生まれたお菓子です。
餅を包む柏の葉は昔から神聖な木とされていた柏の木の葉です。
柏の木は、新芽が出ないと古い葉が落ちないので「子どもが生まれるまでは親は死なない」との言い伝えがあります。 そこから「跡継ぎが途絶えない」、「子孫繁栄」に結びつき、端午の節句に餅を柏の葉で包み縁起の良い食べ物となって、江戸を中心に関東に広がりました。
店頭に並ぶ柏餅は柏の葉を外表に巻いているものと、中表(裏を外向け)に巻いているものがあります。 これは小豆あんは外表に、味噌あんなら中表に巻くなど、中身の違いを一目でわかるように工夫されたものです。
おすすめレシピ
◆◆◆5月の行事 ◆◆◆
2日 八十八夜
3日 憲法記念日
4日 みどりの日
5日 こどもの日・立夏
8日 母の日