秋の味覚の一つ、「きのこ」は幼児にも食べてほしい食材です。
しめじ、えのきだけ、しいたけ、まいたけ、なめこ、エリンギなどいろいろな種類があります。
調理方法も和風、洋風、中華とジャンルを問わず使われている便利食材です。
ただ、その姿や風味で幼児に嫌われがちな食材でもあります。
その「きのこ」を幼児向けに調理するには どのような工夫があるのでしょうか。
Today's contents:11月「旬のキノコ」
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ホワイトぶなしめじをチョイス
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まずは見た目、きのこの傘の裏が気持ち悪いなどと言う幼児もいますので、この場合えのきだけやホワイトぶなしめじを選びます。傘が小さく色も白く、独特の風味が薄いので、きのこが苦手でも比較的食べやすいです。卵レシピなどに入れ慣れてもらうことができます。
そして、噛む力が弱い幼児にとっては食べにくいこともあります。「きのこ」の利点は食物繊維が豊富な点ですが、そのため加熱しても柔らかくなりにくいことがあります。 口の中に繊維が残る感覚だったり、噛み切れなかったりすることがマイナスイメージとして残り、きのこ嫌いにつながるケースもあります。
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やわらかいキノコ選び
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このようなイメージを避けるためにまずは、生しいたけ、えのきだけなどやわらかいキノコを選びます。そして細かく刻みとろみのあるスープ、あんかけ料理などに入れるレシピがお勧めです。
さらに、味や香りが苦手という場合には、一緒に調理する食材や味付けに工夫することで大変食べやすくなります。
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食べやすい食材×
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幼児が好きなソーセージ、ベーコン、チーズは、調理するとしっかりした旨味がでます。
これらの食材と「きのこ」を合わせ炒め物、焼き物に調理することで、美味しさが増し食べやすくなります。
味付けする調味料もカレー粉、バター、和風の砂糖としょうゆの甘辛い味などで、メリハリある味にすることで、「きのこ」の苦手部分が和らぎます。
これから寒くなり温かなスープ、煮物が美味しい季節となります。いろいろな工夫を加えて「きのこ」が入った美味しい料理を作ってみてください。
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