『舌平目の原料について』|お魚豆知識
「骨取り舌平目(シタビラメ)」の人気が最近増えております。
フランス料理でも多用されることからネームバリューはあるものの、お値段が高いのでは?といった心配もあり、まだまだ多くのお客様へご案内しきれていませんでした。
しかし最近になって様々な活動を通してご案内させていただくことで徐々にその魅力を知っていただけているようです。
その中で、もう少し魚のことを詳しく知りたいというお声を頂きましたので、今回は舌平目についてご説明させていただきます。
食用とされる舌平目には「アカシタビラメ」「クロウシノシタ」を中心に複数います。 そしてこの名前ですが、形が牛の舌に似ていることから「ウシノシタ」や、体形がもう少し細い種類には「イヌノシタ」などと、少し変わった名前がつけられています。
そして名前にヒラメとついていますが分類的にはカレイの仲間ですので栄養価的にもカレイに近くなっています。東北以南の日本近海から東シナ海や台湾、中国、ベトナムなど広く分布しており、オカフーズの舌平目はベトナム近海で漁獲されたアカシタビラメを厳選して買付し、丸のまま凍結して冷凍庫で保管します。 その原料を注文に合わせて解凍し製造しますので、いつでも安定してご提供できるという訳です。