うぉっ得通信|5月「鯉のぼりとメバル」

2023.3.20

うぉっ得通信|5月「鯉のぼりとメバル」
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5月の「子供の日」は健やかな子供たちの成長を願い青空に色とりどりの「鯉のぼり」がたなびきます。

 

Today's  contents:「鯉のぼりとメバル」


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「鯉のぼり」のはじまり

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「鯉のぼり」は江戸時代に庶民に広がりました。安藤広重の浮世絵にも「鯉のぼりが」描かれていますが、たなびくのはどの家も黒い真鯉が一匹で、当時は和紙で作られた「鯉のぼり」だったそうです。明治時代になると、和紙から木綿製になり、赤い色の鯉もたなびくようになりました。昭和になり「鯉のぼり」はナイロン製になり 大きさの違う色とりどりの鯉が何匹も軽やかにたなびくようになりました。

 

ところが、最近は「鯉のぼり」を取り巻く状況がとても厳しくなっています。

都市部では高層のマンションが連立、当然「鯉のぼり」は飛んだり、落下すると危険なためベランダに立てることが禁止されることが多くなっています。

また、地域によっては「鯉のぼり」の大きさ比べで子供たちの言い争いの原因になるという理由で「鯉のぼり」が禁止となってしまった学区もあるそうです。

 

「鯉のぼり」は先人たちが作ってくれた日本の文化ですがその文化を伝えるのはだんだん難しくなっています。

ですから保育園、幼稚園の教室では園児たちが作った、色とりどりの可愛い「鯉のぼり」をたくさん飾って頂けたらと思います。


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「鯉のぼり」と「メバル」

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「鯉のぼり」というと、大きな目が特徴的です。今月ご紹介する「メバル」も目に特徴があります。大きな目が張り出しているので「眼張」と書かれ、「メバル」と呼ばれるようになったそうです。

他にも「目春」、「春告魚」とも書かれ、寒い冬が終わりだんだんと暖かくなるこの時期に美味しい旬を迎えるお勧めの魚です。

 

メバルの種類は多く、日本近海でとれるアカメバル、クロメバル、シロメバルの三種は「メバル」という同じ種類としてかつては、まとめて「メバル」と呼ばれていました。

2008年にそれぞれが別種と見直され「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」と分類され呼ばれるようになりました。

メバルは透明感のある白身魚で、熱しても身が固くなりませんので 煮ても、焼いても揚げ物としても美味しく召し上がって頂けます。


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【行事食 端午の節句】

 メバルの竜田あげ

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片栗粉をまぶし揚げるのでスナック菓子のようなカリっとした皮の食感と下味が付いたふんわりした白身の両方が味わえます。 

 

 献立:こいのぼりのそぼろご飯・ほうれん草とコーンのバター炒め・ミニトマト・オレンジ 

 

 アレルギー食材:表示の義務がある特定原材料7品目 なし

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